除毛クリームに含まれている成分ですが、アルカリ性の成分によって構成されています。具体的な成分ですが、主にチオグリコール酸カルシウム/ナトリウムというものが多くの除毛クリームには使われております。

このチオグリコール酸カルシウム/ナトリウムというものは、どういった成分かと申しますと、タンパク質を分解する作用を持ちます。人間の体毛は、ご存知の通りケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されておりまして、これらが化学的作用を起こすことにより、除毛処理ができるようになるのです。

このチオグリコール酸というものは、本来かなり不快な刺激臭を持つ化学物質なのですが、金属と化合することで若干臭いが和らぐものの、ほとんどの除毛クリームにはさらに刺激臭を緩和できるようにフルーツ系やフラワー系の香料が添加されております。

また、多くの除毛クリームは除毛後の肌をなめらかにする効果を考慮しておりますので、セタノールと呼ばれる保湿用の成分も含まれております。セタノールは水に溶けることがなく、非常に有効な保湿効果を発揮するからです。

ところで、主成分であるチオグリコール酸カルシウム/ナトリウムに対し、肌への影響を心配されるユーザーも少なからず存在するのも事実で、このため販売元やメーカー側では、肌に影響がないかどうかを確認してもらうために、ユーザー側での事前のパッチテストを推奨しているところもあります。テストといっても大がかりなものは全く必要なく、絆創膏のガーゼ面に成分を直接塗って貼り、1、2日経過後、肌のコンディションを確認します。